宝くじ6億円が当たっても仕事をやめない人が87%

宝くじで6億円が当たっても仕事をやめない人が87%なんて話がありました。

 

本当にそんなに多くの人が仕事をやめないの?と疑問に思ってしまいます。1億円や2億円であれば当たれば嬉しいですが、そのお金だけで一生を過ごすとなると不安になってしまいます。

 

でも、6億円であれば普通に暮らしていてとても使い切れる金額ではありませんよね。
夜の店で豪遊とか他の人にお金を配るとか、わけのわからない投資案件にお金を突っ込んでしまうとか、そういう致命的なミスをしない限りは基本的に安泰の金額のはずです。

 

でも、それでも仕事をやめない理由というのは一体何になるのでしょうか?

 

 

 

1.自分の仕事が満足している

 

今の自分の仕事に満足していて宝くじが当たったからと言って特に止める必要がないという人はいるかもしれません。自分で事業をやっていてどんどんそれを進めていきたいという人もいるでしょう。

 

雇われのサラリーマンであっても満足する地位を与えられている場合であったり自分のやりたい仕事をやっている人であればどれだけ大金が入っても続けようという人はいるかもしれません。

 

ですがそのような人が世の中の87%もいるのかというとそれはどうも怪しい気がしてしまいます。自分の本当に好きなことをやって生きているという人もいるとは思いますがそのような人はせいぜい1割いるかいないかぐらいの比率ではないかと思うのです。

 

後の人達は嫌な仕事をやらされているか元々は嫌な仕事ということですが実際に取り組んでいるうちにそうでもなく思っているというぐらいであり特別に好きなわけではないというのが現実ではないでしょうか。

 

好きなことをやって満足しているというような人がメディア等で目立っているということがその原因であり実際はそこまでの人が満足する仕事をやっているとは思えません。

 

 

2. 仕事がないと人生がつまらなくなるという意見

 

仕事がないと人生がつまらなくなるから仕事をやるんだというような意見もあります。確かに何も他にやることがないようなサラリーマンが急に仕事がなくなってしまうとその一瞬はなんだか楽になったような気持ちはするかもしれませんが、実はすることがなくて困ってしまうということがあります。

 

定年後に何もすることがなくなって趣味もないし困っているというような人も多いでしょう。

 

でもそれは自分自身で本当に楽しい自分の仕事であったり趣味を見つけられていないからだと思うのです。会社を辞めるかどうかということですが別に今の会社を辞めたからといって別の仕事はしてはいけないというわけではありません。それだけのお金があれば自分自身の事業を始めても全く問題はない金額になります。

 

又は収益度外視で自分の本当に好きな仕事を安い給料でも働くというような方法もあるかもしれません。

 

仕事がないと人生がつまらなくなってるのは今の仕事に本当に満足しているのであればいいかもしれませんが逆に言えばあまりにも今の仕事に取られすぎて他のものが見えなくなってしまっているのではないかとも思えてしまいます。

 

 

3.いつでも辞められるという気持ちで働くのは楽しい

 

今の会社で何か大変なことがあってもお金に余裕ができたのでいつでも止めることができるという気持ちで働くというのはとても余裕ができて楽しい。そのように感じる人がいるようです。

 

確かにこの要素はないとは言えません。自分が会社をクビになったり昇進が止まったり降格してしまうのでは困ってしまう。そういう思いがあるからこそ好きでもない上司に媚を売ったり一生懸命周りに合わせて働いたり、嫌な思いをしながらも会社の中で頑張るということをしていくわけです。

 

これが本当にお金があっていつクビになっても何の問題もないということであれば会社の中で重要になっていくということもあるかもしれません。
会社の中で本当は自由に行動したいけれどもどうしても出世等の問題があるからなかなか自由に動くことができないという人もいるでしょう。

 

そういう問題がなくなるということで今の会社でもそのまま楽しめるという人もいるのかもしれません。

 

これも実際に当選した場合はどうなるのでしょうか。最初はそのように思っていてもだんだんとその給料で働く必要性がないと感じてくるとモチベーションも落ちて結局やめることになりそうな気もします。

 

 

4.日本人は目の前の仕事に追われすぎているのでは

 

多くの感想を見て感じたのは日本人は目の前の仕事に追われすぎていて仕事を辞めて新しいことを始めるというような発想が出てこないのではということを感じてしまいました。

 

また会社員として雇われる身分で働くことにあまりにも慣れすぎているということも言えるのかなと思います。

 

本当に目の前にそれだけのお金があった時にもっと自分の自由になるようなことをしたいなと個人的には思ってしまいます。仕事が好きなのであれば自分だけの事業をやればいいですし、そうでなければその金で配当金生活や不動産投資生活をして趣味に生きるというのでも全然いいと思います。

 

人間関係なんてまた新しい関係なんてやろうと思えばいくらでもできるでしょう。今のはその会社にしがみついているのは本当にいい人であればそれはどうこう言う話ではありませんが、多くの人は何らかの我慢をして働いているはずです。

 

大金が入ってきたとしてもそのまま働き続けるというのは、あまりにも目の前の事に縛られすぎているのではというような不安を感じてしまいます。

 

あくまでこの話は宝くじに当たったらどうするかというようなことを聞いてそれに対して一般の人は回答しているだけの話ですので、実際にあたって通帳に大きな金額が刻まれた時にそれは一気に考えが変わるということもあるかもしれませんね。

 

ほとんどの人にはそのような出来事は起こらないということもありますが、もし起こったらどうするかということと、宝くじじゃなくても多くの大金が入ってきた時にどのように行動するかということは考えておいても面白いかもしれません。

 

世の中には急に大金が入ってきてきちんと動くことができず騙されたり大きな失敗をしてしまうと人がいるという話もよく出てきます。そうならないようにお金の使い方、お金の知識というのも学んでおいてもいいかもしれませんね。


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